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マッチングアプリ「タップル」、国内オンライン恋活・婚活マッチングサービスの市場調査を実施

プレスリリース

2023年06月15日

株式会社タップル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:飯塚勇太)は、株式会社デジタルインファクト(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野下智之)と共同で、恋愛や結婚対象となるパートナーをオンライン上で紹介するオンライン恋活・婚活マッチングサービスに関して、国内の市場規模を調査いたしました。調査結果は以下のとおりです。

▼国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測

2023年のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は788億円の見通し、2028年には860億円に拡大すると予測

オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は、2020年以降のコロナ禍において、年齢を問わず信頼できるパートナーを求める動きや、リアルの場での出会いの減少を受け、恋活・婚活需要全体が拡大しました。

オンライン恋活・婚活サービスは、YouTube広告やLINE広告をはじめとするオンライン広告や、交通広告などで積極的なプロモーションを展開しました。また、テレビ番組や大手インターネットメディアで取り上げられるだけでなく、漫画やドラマなどの作品等でも題材にされるなど、より一層社会的認知・理解が進み、広く一般的なサービスとして定着してきました。

これらを背景にオンライン恋活・婚活マッチングサービスは、若年層はもとより、40代・50代などの中高年層にも幅広く普及が進み、政府統計によると、SNSやマッチングアプリを利用して知り合った夫婦が結婚の13.6%を占める(※1)など、マッチングサービスを利用し結婚する流れが一般化しています。

このように人々の生活環境の変化を受けて、急速に市場を拡大させてきたオンライン恋活・婚活マッチングサービスは、生活環境が新型コロナウイルス拡大前の状況に戻りつつあり、巣篭り需要の収束に伴い市場は安定期に入りました。今後、テレビCMが解禁されると、より多くの人々にオンライン恋活・婚活マッチングサービスの魅力や社会的な必要性が認識されることによって、再度成長が予想されます。2028年のオンライン恋活・婚活サービス市場規模は、860億円に拡大すると予測されます。

​​オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は、各社がサービスを通してユーザーの利用目的に合わせた健全な出会いを提供し続けていくことにより、社会全体の理解が進み、信頼関係が構築されることで、持続的な成長を続けて行くことが期待されます。
そのためにも、悪質な事業者や不正利用者を排除し、ユーザーがサービスを安心・安全に利用できる環境が重要であり、サービス登録時の本人確認の強化、AI等を活用した不正利用者の探知、利用者への防犯教育・注意喚起などが業界全体で取り組まれています。

※1 出典:第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)

・本調査におけるオンライン結婚・恋愛マッチングサービスの定義
オンライン恋活・婚活マッチングサービスとは、オンライン上で結婚や恋愛のパートナーを紹介するサービスで、出会い系サイトなど「大人の出会い」を訴求している倫理性の低いサービスや、サービス上で公開されているユーザー情報の秘匿性が高いものを除きます。
・ 本調査では、ユーザーがオンライン恋活・婚活マッチングサービスの利用に支払う利用金額の年間合計額を推計し、市場規模予測を算出しております。

▼調査概要

調査主体:株式会社タップル
調査時期:2023年4月から2023年5月
調査方法:株式会社IBJ、株式会社アンジュ、タメニー株式会社、株式会社バチェラーデート、株式会社マリッシュ、をはじめとする業界関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:オンライン恋活・婚活マッチングサービス
調査機関:株式会社デジタルインファクト
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元に「タップル」を記載のうえご利用ください。